おはようございますおぢさん!
どうも、ぽち助です。
今回はバイクの話。
フロントタイヤ交換!
アドレス125 フロントタイヤ交換
必要工具
メガネレンチ(10・12mm)
バルブコアレンチ(ムシ外し)
タイヤレバー リムプロテクター
タイヤゲージ
パンタグラフジャッキ
ビードクリーム
作業方法
フロントアクスルシャフトを緩める
まず、フロントタイヤを交換するのに、フロントホイールのアクスルシャフトを緩めます。
アクスルは結構硬いので、ジャッキで上げる前に先に緩めておきましょう。
アクスルシャフトは10mm・12mmのメガネレンチで緩められます。
ちなみに、アドレス125はブレーキキャリパーは緩めなくてもホイールは外せるので、問題ありません。
パンタグラフジャッキを掛ける
フロントホイールのアクスルシャフトが緩んだら、次にパンタグラフジャッキを掛けていきます。
ちなみに最初に言うのを忘れてたんですけど、サイドスタンドじゃなくてセンタースタンドを掛けてくださいね。
センタースタンドじゃないと、そのままフロント上げたら、バランス悪くて倒れますよ。
ちなみにアドレス125のジャッキポイントなんですけど
下から覗くと「ここにジャッキ掛けるんですよ」っていうジャッキポイントがわかりやすく書いてあるので、そこにジャッキを掛けて下さい。
カウルの上からになりますけど、凹んでフレームに当たるので、気にしなくて大丈夫です。
フロントホイール取り外し
ジャッキアップが出来たら、次にフロントホイールを取り外します。
アクスルシャフトを抜いてメーターギアとアクスルカラーを外してホイールを外します。
バルブコア取り外し
ホイールの取り外しが出来たら、そのままついでにバルブコアを取り外しします。
バルブコアは普通のネジと同じなので、自分からバルブコアを見て左回り(反時計回り)に回してもらったら外れます。
ちなみに空気入った状態で抜くとバルブコアが飛び出してくるので、どこかにいかないように注意して下さい。
タイヤ取り外し
※リムを傷つけたくない人はリムプロテクター必須です!!
バルブコアが取り外し出来たら、続いてメインのタイヤの取り外しをしていきます。
まず、下に交換するタイヤを敷いて上に交換するホイールを置きます。
まず、タイヤレバーを一本をタイヤの隙間に押し入れてリムに当たるくらい押し入れたら、タイヤとリムの間が見える様に広げます。
タイヤレバーを一本入れて、隙間を広げたら次にもう一本タイヤレバーを使ってビードを落としていきます。
ビードを落とす際は、先ほど入れたタイヤレバーの脇にもう一本タイヤレバーを逆向きにして入れていきます。
逆向きにしていれたら、ビードを押し下げるようにタイヤレバーを持ち上げます。
これを、最初に入れたタイヤレバーの場所から2~3箇所ほどをグイグイと押し下げて行くとビードが落ちます。
一箇所ビードが落ちたら、後は体重を掛ければビードを落とすことが出来ます。
ビードが落とせたら、反対側も同じ手順でビードを落とします。
両側のビードが落とせたら、次にタイヤを外していきます。
今回はやり易さを考えて、ブレーキディスクがある側から外します。
まず、タイヤレバーを差して、ビードを持ち上げそのままブレーキディスクにタイヤレバーを引っ掛けます。
一本タイヤレバーを引っ掛けたら、もう一本タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます。
タイヤレバーの入れる場所としてはタイヤレバーで持ち上げている部分とホイールのビード部にはまっているところの間にタイヤレバーを入れていきます。
タイヤレバーが入ったら、そのまま持ち上げるとタイヤが上がってきますので、どんどんタイヤを持ち上げて入ってください。
仮に硬いところがあった場合はビードがちゃんと落ちていない可能性があるので、タイヤを押してビードをしっかり落としてください。
片側のタイヤが外れたら、そのまま同じ方向からタイヤを外します。
タイヤを外すには、写真の様にタイヤレバーを突っ込み、そのままタイヤレバーを押し下げます。
タイヤレバーを押し下げたら、そのままタイヤの側面をハンマーで叩きます。
プラスチックハンマーやゴムハンマーなど、なるべく大きいハンマーで殴った方が楽です。
徐々にビードが外れる様に叩いて行くとタイヤとホイールが分離出来ます。
これでタイヤの取り外しは完了です。
タイヤ観察
ちょっと外してみたタイヤを見てみましょう。
右が新品のタイヤで左が、今まで使用してきたタイヤ。
大体10000kmくらいだったかな?
細かく見てみると・・・
このタイヤの溝のところにひび入ってるのがわかりますかね?
タイヤの溝が無くならなくてもこうなってきたら、もう危ないので、交換した方が良いサインですねぇ。
タイヤ組み付け
続いて、タイヤの組み付けを行っていきます。
ちなみに今回交換するタイヤは「IRC URBAN MASTER MB520」です。
まずタイヤとホイールにビードワックスを塗っていきます。
中性洗剤でも良いんですが、滑りすぎるので、出来るならビードワックスが良いです。
まずホイール部分はこのビード部全体にワックスを塗っていきます。
次にタイヤはこのビード部全体にワックスを塗っていきます。
こんな感じですね。
ビードワックスが塗り終わったら、次にタイヤを組み付けていきます。
今回はディスク側から嵌めていきます。
先ほど交換したタイヤを下に敷いてホイールを載せてその上からタイヤを嵌めていきます。
タイヤはバルブ位置を自分側にします。
で、今回はディスク側からタイヤを嵌めるので、タイヤのローテーション方向が左回り(反時計回り)に向くようにして組んでいきます。
タイヤを膝で抑えて奥側のビードをホイールに嵌めていきます。
奥側のタイヤが嵌ったらそのまま、手前側のタイヤもホイールに嵌めていきます。
ビードが嵌りにくい場合は、ビードがしっかり落ちていない可能性があるので、ビードを落とすのと、タイヤレバーをはめるすぐ下側のタイヤ部分を踏んでビードをしっかり落としましょう。
これでタイヤの組み付けは完了です。
空気を入れる
タイヤが組み付け出来たら、次に空気を入れてビードを上げていきます。
ビードを上げるには、空気入れかコンプレッサーで上げれます。
空気入れでどうしても上げれない場合は、ガソリンスタンドに持っていけば、ただでビード上げて貰えますよ(有料のところもあるかもしれないけど)
ホイール組み付け
続いてホイールを組み付けていきます。
まずホイールを組みやすくするために、ブレーキパッドの隙間を広げておきます。
次にホイールを組んでいくんですが、僕はフロントはディスク側からボルトを通していきます。
まずホイールにカラーを組み込んで、ホイールを軽く持ち上げならがブレーキキャリパーにホイールを嵌めつつボルトを差し込んでいきます。
メーターギアは溝があってはまり込むようになっているので、注意して下さい。
これで、ホイールの組み付け完了です。
最後にジャッキを下ろすのを忘れない様にするのと、ジャッキを下ろした後に、ホイールのアクスルボルトの増し締めとフロントブレーキの戻し忘れに注意しましょう。
空気圧調整
最後に空気圧の調整をして完了です。
適正空気圧は160~175kPaですので、じぶんの好みに調整して下さい。
まとめ
タイヤ交換は整備書には
使用しているタイヤの種類にもよりますが、
一般的には、5000~10000kmの走行で交換する事が推奨されています。
スクーターの場合エンジンも後ろに乗っているので、フロントタイヤはそこまで減らないので
10000kmくらいは全然持ちますけど、劣化もあるので、推奨は5000kmくらいになると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
メンテナンスくらい出来るんやで?
これからも紹介していこうと思います。
さて今回はここまで、次回お楽しみに。
それでは、またの機会に。
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