おはようございますおぢさん!
どうも、ぽち助です。
今回はメンテナンスの話。
チューブとタイヤ交換しますよ。
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タイヤとチューブの豆知識
覚えておくと便利な豆知識を紹介したいと思います。
良くタイヤなどで見る「23-622/700×23C」と言う表示、これがどういう意味を示すと言うと、「23-622」と言うのは「ETRTO(エトルト)」と言う規格になります。
ETRTOと言うのはホイールサイズの基準の一つのことです。
「23」がタイヤの太さ(mm)「622」がビード直径/タイヤ内径(mm)を示しています。次に「700×23C」というのは「Wired ON(W/O)」と言う形状規格になります。W/Oはタイヤのビードワイヤーがリムの上に乗っかるタイヤやホイールの事を指します。
「700」がタイヤ外径(mm)「23」がタイヤ幅(mm)「C」がリムサイズになります。
表記の仕方が違いますが「23-622/700×23C」は同じ意味です。
続いてホイールについてですが、ホイールは15Cや17Cと言います。
この15Cや17Cと言うのが、上図で言うリム内幅の事になります。15Cは15mm、17Cだと17mmという事になります。
で、大事なのがココから。
リム内幅によって使用出来るタイヤが変わります。
リム内幅×係数(1.4)=適正最小タイヤ幅
リム内幅×係数(2.4)=適正最大タイヤ幅
になります。という事は15Cのホイールの場合21~36mmのタイヤ幅のタイヤが使用出来ますという事になります。
リム内幅 | 最小 | 最大 | ETRTO | WO |
13C | 18.2 | 31.2 | 19-622~32-622 | 700×19C~700×32C |
14C | 19.6 | 33.6 | 20-622~35-622 | 700×20C~700×35C |
15C | 21.0 | 36.0 | 22-622~37-622 | 700×22C~700×35C |
16C | 22.4 | 38.4 | 23-622~40-622 | 700×23C~700×38C |
17C | 23.8 | 40.8 | 25-622~42-622 | 700×25C~700×40C |
18C | 25.2 | 43.2 | 28-622~44-622 | 700×28C~700×42C |
19C | 26.6 | 45.6 | 28-622~47-622 | 700×28C~700×45C |
20C | 28.0 | 48.0 | 28-622~50-622 | 700×23C~700×45C |
ホイール:タイヤの適合表を作成したので、どうぞ活用して下さい。
ちなみにチューブも幅がそれぞれ製品によって変わりますが、購入する時のアドバイスとして
「バルブ長は長めのものを購入しておく」
短いものより長いものの方が、なんやかんや何とかなります。短いとどうにもならない時がありますが、長いのは見た目を気にしなかったら、緊急時なども良いです。
それともう一つは「チューブ幅の最大値は使用するタイヤに近くしておく」
チューブって19C~25Cなど使用に幅を持っているんですけど、使用するタイヤが19Cだったら、入るチューブが太すぎてパンパンになったり、タイヤが噛んでパンクしやすくなります。なので19C~25Cのチューブの場合は23Cか25Cのタイヤに使用しましょう。
必要な道具
まず空気を入れるのに必要な道具は
タイヤレバー
フロアポンプ
交換用チューブ
交換用タイヤ
が、必要になります。
作業方法
タイヤ・チューブ取り外し
まずはタイヤ交換するためにはチューブの空気を抜かないといけません。バルブ先端のネジを緩めて一気に空気を抜きましょう。完全に空気が出なくなるまで抜いて下さい。
空気が抜けたら、次にタイヤを外していきます。タイヤを外すにはまず、タイヤレバーを一本取り付けなければいけません。なのでどちら側でもいいので、タイヤをめくってタイヤレバーを入れます。
この時、今タイヤレバーを掛けている側に近いスポークがある場所を選んで下さい。
後、タイヤレバーはチューブに掛からないように注意して下さい。
タイヤにタイヤレバーが引っかかったら、こんな感じでスポークに引っ掛けます。スポークに引っ掛けなくてもいいんですが、この方が確実に作業しやすいです。
スポークにタイヤレバーを引っ掛けたら、次に2本目のタイヤレバーを引っ掛けていきます。2本目を引っ掛ける場所としては、1本目のタイヤレバーがついているどちら側でも良いですが(右利きの人なら左側、左機器の人なら右側の方がやりやすいかな)リムにはまっている場所とタイヤレバーが掛かっているところの中間のところに、ちょうどタイヤが浮いているところがあるので、そこを目掛けてタイヤレバーを引っ掛けて、レバーを折り返します。
柔らかいタイヤなら2本目を折り返したら、そのまま自分側に向けてタイヤレバーを引っ張ると、タイヤが外れていきます。硬くてそれが難しい場合は、3本目のタイヤレバーを同じ手順で引っ掛けて、2本目のレバーを外して、3本目の手前に掛けて・・・を繰り返せばタイヤが外れます。
片側のタイヤがリムから外れたら、次にチューブを外します。チューブを外す時は、バルブ部から抜きましょう。
まず、バルブの固定ネジを取り外して、タイヤをぐいっと持ち上げてバルブを抜ききったら、後は出てきたチューブを引っ張れば、チューブが取り外し出来ます。
後はこの半分外れたタイヤを外れてる側に引っ張れば、タイヤを外す事が出来ます。
タイヤ・チューブ取り付け
で、次に新しいタイヤを組むんですけど、タイヤにはローテーション方向があります。中には無いものもあるんですけど、大体タイヤパターンに裏表があるものは、ローテーション方向が決まっています。
で、リアホイールを見本にすると今見ている側に
こういう感じで「→ROTATION」と言うマークがあります。メーカーによってばらばらって事は確かないはず。ですが、ちゃんと確認してタイヤを取り付けて下さいね。後でまたばらさないといけない事になりますよ?
はい、ということでローテーション方向が確認出来たら、タイヤを取り付けます。こんな感じで片側だけ入れてくださいね。向きはどちら側でも良いです。
ただ注意と言うか出来るならしておきたいことは、「タイヤのスペックが書いてある部分をバルブ付近にしておく」という事。
というのも、チューブに空気を入れる時に「あれ?このタイヤ何キロ入れるんだっけ?」ってならないじゃないですか。知らない人が見てもわかりやすいので、出来るならそうしておいた方が賢いと思います。
タイヤを片側だけいれたら、次にチューブを入れるんですが、ここでもワンポイント。「チューブを入れる時は、少し膨らむ程度空気を入れる」です。
そのまま入れたほうが、入れやすいと思うでしょ?そう入れる時は確かに、そのまま空気を入れないで入れるほうが良いんですけど、問題はその後で、そのまま空気を入れずに入れるとチューブが捩れていたり、曲がっていたりしてもわからないんですよね。
で、良く起こるのが「タイヤがチューブに間でパンクする」なんです。この初心者の方が良く起こしがちな事は「空気を入れる」だけで防げます。
なので、指で軽く摘める程度(1barくらい)だけ空気を入れます。入れすぎても後から抜けるので、入れすぎでも良いです。
チューブに空気が入れれたら、次はタイヤの中にチューブを入れます。最初にバルブを突っ込みます。なるべくバルブがまっすぐになるように入れてください。この時ずれるのがいやなら、バルブ固定のナットを軽く入れてください。いいですね?「軽く」ですよ?
バルブ部が嵌めれたら、チューブをタイヤの中に入れていきます。この時「しっかりリムに嵌る様にチューブを入れる」事です。嵌めにくい時はタイヤと一緒にくるっと巻くように入れると入れやすいですよ。
チューブがタイヤの中に入ったら、ついにタイヤをはめ込んでいきます。ここからの手順は色々あるのでこれはあくまでも「ボク」のやり方です。まず、バルブ側をバルブを中心に30°分くらいタイヤを嵌めます。バルブ部が入れにくい場合は、バルブを上に押し上げて入れると入ると思います。
続いて、180°反対向けて反対側も30°分くらいタイヤを嵌めます。はい、ここからが大変。90°どちら側でも良いので向けたら、バルブ側からタイヤを嵌めていきます。
この時結構はめるのが大変だと思いますが、ワンポイントアドバイス
「タイヤを雑巾を絞る様に入れる」「最悪、タイヤペンチを使う」「入らない場合はチューブの空気を少し抜く」です。
ちなみにタイヤペンチはこれね。テコの原理でタイヤをはめるタイヤ交換の最終兵器です。基本的に最初の「雑巾を絞る様に入れる」をすればほぼタイヤが入らない事ないです。あっ、ただ使えるなら軍手使った方が良いですよ。最悪、手の皮向けますよ。片側入ったら、もう片一方もね。
両方入ったら、はい完成!
後は空気を入れるだけなんですけどここでもワンポイント
「空気を入れる時は3bar程度でタイヤをバウンドさせてみる」です。
3barくらい入れたら一度ポンプを外して、軽くポンポンバウンドさせて見てください。パンクする時はこれくらいでも十分パンクします。でプラス衝撃を与えてみる訳ですよ。一気に7barくらいまで上げるとすごい音でパンクしますからね。これくらいで様子見して下さい。
まとめ
はい、これでチューブ・タイヤ交換出来ますよ。
あっ今回タイヤペンチ使ってないから、またそれはそれで、別の記事を作ります!
最後に
いかがだったでしょうか?
良く起こるけど、みんなが苦戦する作業。
是非参考にして下さい!
さて今回はここまで、次回お楽しみに。
それでは、またの機会に。
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