おはようございますおぢさん!
どうも、ぽち助です。
今回はメンテナンスの話。
ディレイラーハンガーを交換してみますよ。
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そもそもディレイラーハンガーって?
そもそも「ディレイラーハンガー」って何なん?
って人もおるかもしれませんね。
って事で説明。
ディレイラーハンガーとは
リアディレイラー(後輪変速機)とフレームを繋ぐ部分の事を
「ディレイラーハンガー」と呼びます。
ディレイラーハンガーは主に2種類に分かれていて、
・フレーム一体型
・別体型
に分かれます。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201231_151044-1024x768.jpg)
まずフレーム一体型
クロモリ車などに多く見られます。
元々フレームが強いので、加工等もしやすいため、一体型になっている事が多い。
しかし別体型と違い、折れてしまうと補修が大変。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201231_151037-1024x768.jpg)
続いて別体型
別体型はアルミ車やカーボン車に多く見られます。
フレーム自体が頑丈ではないので、あえて壊れやすいものを作って
力を逃がすと言った考え方で別体型となっています。
別体型の弱点としては、一体型に比べて変形しやすくなっているので
取り扱いに注意しなければいけないという事です。
曲がった場合はどうするか?
それはまた別の記事で。
必要な道具
ディレイラーハンガー交換に必要な道具は
六角レンチセット(大体5mm)
ラジオペンチ
チェーンカッター
マスターリンクツール
ペグスパナ
作業方法
チェーン取り外し
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201206_141001-1-1024x768.jpg)
まずリアディレイラーハンガー交換をするにあたり、邪魔になるものを外していきます。
チェーンの取り外しを詳しく見たい方はこちら
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/03/image-134-160x90.png)
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_113647-1-1024x768.jpg)
チェーンの取り外しは、ミッシングリンクを使用している場合は
手もしくはマスターリンクツールを使用してミッシングリンクを取り外します。
アンプルピンを使用している場合は
チェーンカッターを使用してアンプルピンを抜きます。
ホイール取り外し
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105052-2-1024x768.jpg)
チェーンが取り外し出来たら、続いてホイールを取り外します。
作業的にはホイールを外さなくても出来ますが、
なるべく邪魔になるものは外します。
ワイヤー&アウターケーブル取り外し
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105124-1024x768.jpg)
ホイールが取り外せたら、次にワイヤーとアウターケーブルを取り外します。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105147-1-1024x768.jpg)
まず、ワイヤー先端にあるワイヤーキャップをラジオペンチで取り外します。
次にリアディレイラーに固定されているワイヤーを5mmの六角レンチで取り外します。
ボルトは緩めるだけで、取り外さなくて大丈夫です。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105205-1-1024x768.jpg)
ワイヤーが取り外せたらそのままアウターケーブルごと
リアディレイラーから外します。
ワイヤーを交換しないならこのままで状態のまま置いておきます。
リアディレイラー取り外し
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105223-1024x768.jpg)
ワイヤー&アウターケーブルが取り外し出来たら、次にリアディレイラー本体を外します。
リアディレイラーが取り付けられているボルトに5mmの六角レンチを差込外します。
外す際は、リアディレイラーを正面に見て(ボルトが見える向きから見て)
反時計回りに回して下さい。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105303-1024x768.jpg)
完全に緩めきるとリアディレイラーが外れるので
しっかり片手で持った状態で外して下さい。
ディレイラーハンガー取り外し
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_105314-1024x768.jpg)
リアディレイラーが取り外せたら、次にディレイラーハンガーを取り外します。
ディレイラーハンガー本体についている六角ボルトを取り外します。
今回のフレームは5mmでしたが、フレームによって種類が違いますので確認して下さい。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_105318-1024x768.jpg)
今回のディレイラーハンガーはフレームに直接ネジが切っているものでは無く
ボルトナットで取り付けている物なので、ナットを固定しなくてはいけません。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_110136-1024x768.jpg)
そんな時にこの「ペグスパナ」を使います。
どうやって使うかと言うと
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_110124-1024x768.jpg)
マイナスドライバーの様にナットの溝にペグスパナを引っ掛けるだけ。
後は、六角レンチを回せば取り外し出来ます。
ディレイラーハンガー取り付け
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_105314-1024x768.jpg)
古いディレイラーハンガーが取り外せたら、次に新しいディレイラーハンガーを取り付けます。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20200725_110124-1024x768.jpg)
フレームの外側からボルトを入れて、フレームの内側からナットを入れて固定します。
リアディレイラー取り付け
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105303-2-1024x768.jpg)
清掃が終わったら、次にリアディレイラーを取り付けていきます。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_110423-1024x768.jpg)
リアディレイラー取り付けの際には、リアディレイラー取り付けボルト部に
グリスを塗布して下さい。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/image-46.png)
それと取り付けの際の注意点として
写真の赤丸の部分に「エンドアジャストボルト(Bテンションボルト)」
というボルトが付いているんですが、こいつがそのまま取り付けすると
ディレイラーハンガーと干渉するので、ある程度リアディレイラーのボルトが入ったら
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201206_144824-1-768x1024.jpg)
こんな感じでリアディレイラーを持ち上げながらボルトを締めて下さい。
ちなみにリアディレイラーの締め付けトルクは8~10Nmです。
ワイヤー&アウターケーブル取り付け
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105205-1-1024x768.jpg)
リアディレイラーが取り付け出来たら、次にワイヤーとアウターケーブルを取り付けします。
取り付けの前に注意点
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_110949-1024x768.jpg)
アウターケーブル取り付け部に調整ナットが付いているんですけども
写真の様に銀色の部分が飛び出している場合、
外側の黒い部分を時計回りに回して下さい。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_111001-1-1024x768.jpg)
時計回りに回すと、銀色の部分が黒のナットの中に引っ込んでいきます。
最終的に締まらなくなると思うんですけど、締まらなくなったら
その状態から「反時計回りに1回転」回して下さい。
なぜこれをするかはリアディレイラー調整記事から確認して下さい。
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105124-2-1024x768.jpg)
調整ナットの調整をし終えたら、ワイヤーとアウターケーブルを取り付けます。
ワイヤーについてはまだ仮になりますので、とりあえずリアディレイラー取り付け部に
軽く仮止めしておきます。
ホイール取り付け
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_105052-2-1024x768.jpg)
ワイヤーとアウターケーブルが取り付け出来たら、次にホイールを取り付けます。
取り付けの際はホイール取り付け部が曲がらない様にして下さい。
チェーン取り付け
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20200725_113647-3-1024x768.jpg)
ホイールを取り付けたら、次にチェーンを取り付けます。
ちなみに、リアディレイラーを変えた際に、プーリーを大きくしたりして
ギアの大きさが変わった場合は、再度チェーンの長さ調整が必要になるので注意。
そのまま戻すだけなら
ミッシングリンクの取り付けもしくは、アンプルピンの取り付けだけです。
リアディレイラー調整
リアディレイラーの調整に関してはこちらの記事から
![](https://potisuke.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201231_183433-160x90.jpg)
最後に
いかがだったでしょうか?
交換自体は難しくない!
難しく考えない、これ大事!
さて今回はここまで、次回お楽しみに。
それでは、またの機会に。
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